用途別の実例
レール幅200cm・両開き・2倍ヒダの計算例
注文前に「仕上がり幅」と「必要な生地幅」を取り違えないため、サイト内ツールと同じ計算順で1枚分・1組分を確かめます。
架空入力:数字は手順確認用に設定した例です。実物の窓は測っておらず、布を裁断・縫製・組立したり、商品を注文したりしていません。縫い代4cmは計算例の入力で、縫製上の推奨値ではありません。
目的と入力条件
1組のカーテンを左右2枚に分けると、全体の仕上がり幅と1枚の幅は異なります。次の値を計算ツールへ入れると、分け方を追えます。
| レール幅 | 200 cm |
|---|---|
| 幅のゆとり | 5% |
| 開き方 | 両開き(2枚) |
| ヒダ倍率 | 2倍 |
| 1枚あたり幅方向の縫い代 | 4 cm |
| 採寸した丈/丈の調整 | 180 cm / 0 cm |
手順と期待結果
- 総仕上がり幅:200 × (1 + 5 ÷ 100) = 210 cm
- 1枚の仕上がり幅:210 ÷ 2枚 = 105 cm / 1枚
- 必要布幅(縫い代を除く):105 × 2倍 = 210 cm / 1枚。2枚合計は420cmです。
- 裁断幅:210 + 4 = 214 cm / 1枚。裁断幅の合計は428cmです。
- 仕上がり丈:180 + 0 = 180 cmです。
| 項目 | 期待値 | 単位・範囲 |
|---|---|---|
| 仕上がり総幅 | 210 | cm / 2枚全体 |
| 仕上がり幅 | 105 | cm / 1枚 |
| 必要布幅(縫い代除く) | 210 | cm / 1枚、合計420cm |
| 裁断幅 | 214 | cm / 1枚、合計428cm |
| 仕上がり丈 | 180 | cm / 1枚 |
計算ツールの「必要布幅」は仕上がり幅にヒダ倍率を掛けた値で、縫い代は別欄の裁断幅へ加算します。2枚分の420cmと428cmは各パネル幅の単純な合計で、生地の購入長や何m買うかを示す数値ではありません。布の規格幅、継ぎ枚数、柄合わせ、縮み、上部・裾の縫い代は計算していません。
計算ツールで再現する
- 計算ツールを開き、単位をcmとして表の条件を1項目ずつ入力します。
- 「両開き」と「2倍ヒダ」を選び、幅のゆとり5%、縫い代4cm、丈180cm、丈の調整0cmを指定します。
- 表示された総幅210cm、1枚幅105cm、必要布幅210cm、裁断幅214cm、丈180cmを上の表と照合します。
- 必要なら採寸票をこのブラウザに保存するか、印刷画面を呼び出します。ブラウザの保存内容は共有端末では削除してください。
仕様の制約を確認する
5%はこの例で選んだ値です。サンゲツのFAQは「2倍ヒダ(標準縫製仕様)」の一般的な算出をレール長×1.05とし、センチ単位で切り上げると説明しています。一方、同社の注文ガイドにはSS仕様・プリーツ加工なしの1.5倍/2倍ヒダで×1.07とする案内があります。商品や加工条件が違えば同じ値になるとは限らないため、購入先の寸法と丸め方を優先してください。
ツールは結果を0.1cm単位で表示し、メーカーごとの整数cm切り上げは実装していません。注文時の最終寸法をツールの表示だけで決めず、商品ページの仕様に合わせてください。
次に確認:幅のゆとりをどう選ぶかは、1.5倍ヒダと2倍ヒダの比較で条件を分けて説明しています。注文画面の入力欄と迷った場合は、採寸ガイドの確認手順も参照してください。
出典
- サンゲツ「カーテンレールに対してのカーテンの仕上がり巾はどのように出しますか?」 — 2倍ヒダ標準縫製の一般的な5%とcm単位切り上げの案内。
- サンゲツ「オーダーカーテンの選び方と注文方法」 — 固定ランナー間からの幅測定、仕様別の仕上がり幅例。