窓辺の採寸ノート

採寸ガイド · 架空の寸法例

カーテン幅の測り方:窓枠ではなくレールを基準にする

幅計算ツールの「レール幅」は、窓枠の横幅ではなく、カーテンが走るレール側で測った値を入力する欄です。レールの形と商品仕様によって採寸点や仕上がり寸法が変わるため、測定値と注文寸法を一つの数として扱わないようにします。

架空例:以下の180cmは手順説明のために置いた数値です。実際の窓やレールを測った値ではなく、取り付けや発注を確認した結果でもありません。

最初に、どの幅を測るか決める

メジャーを当てる前に、布を掛けるレールと窓枠を見分けます。トーソーの採寸案内では機能レールと装飾レールで幅の基準点を分けています。機能レールは両端のランナー位置、装飾レールは両端のエンドランナーを基準にする案内です。レールの形が案内と違う場合は、購入先や取扱説明書の寸法指定を優先してください。

記録メモの例
欄架空の記録次に確認すること
窓枠の幅162cm比較用のメモ。ツールへ転記しない
レール幅180cm製品案内に沿った基準点で測る
レールの種類機能レール採寸した位置をメモに残す

180cmをツールに入れて計算する

「レール幅 cm」に180、「幅のゆとり %」に説明用の5、開き方に両開き、ヒダ倍率に1.5倍を指定します。縫い代を加えて見る場合だけ、1枚あたり欄へ4cmを入れます。ゆとり率と縫い代はこの例の仮定で、製品や縫製の推奨値ではありません。

  1. 総仕上がり幅は180×1.05=189cm。
  2. 両開きの1枚分は189÷2=94.5cm。
  3. 必要布幅は94.5×1.5=141.75cm/枚。画面は小数第1位に丸め、141.8cmと表示します。
  4. 縫い代4cmを含む裁断幅は141.8+4=145.8cm/枚です。

数字が合わないときの確認順

窓枠幅162cmを入力したか、1800mmを180cm欄に入れたか、開き方とヒダ倍率を選び違えたかを順に確認します。レール幅欄は1〜2000cm、ゆとりは0〜30%、ヒダ倍率は1.5または2です。範囲外では計算できないので、単位と欄名を見直します。

この計算で決まらないこと

式が扱うのは入力した幅・ゆとり・枚数・倍率です。窓の形、レールの取付位置、左右の重なり、生地の実幅や縫製仕様は判定しません。注文前は購入先と製品の採寸表を確認してください。特に装飾や曲線レールなど、案内と形状が異なる場合は本例を採寸基準に流用しないでください。

参照資料

トーソー「カーテンサイズの選び方・種類や正しいサイズの測り方」でレール種別ごとの採寸点を確認しました。寸法条件が合わないレールは購入先へ確認してください。

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